アーモンドはお酒との相性が抜群!効果や注意点、おすすめまとめ
お酒を飲みすぎると、「肝臓が心配…」「最近少しお腹が気になる…」など、さまざまな心配ごとが増えていきます。しかし、そのような悩みを解決してくれるおつまみがあります。
それが「アーモンド」です。
普段食べているおつまみをアーモンドに変えるだけで、肝臓への負担や肥満などの心配を抑えることができます。
この記事では、アーモンドとお酒の相性がいい理由やアーモンドとお酒を一緒に取るメリット、お酒に合うおすすめのアーモンドおつまみなどを紹介します。気になる方はぜひチェックしてみてください。
アーモンドとお酒の相性が良いワケ
アーモンドは、風味や食感がおつまみとしてお酒に合うだけでなく、ほかにもお酒と一緒に食べることでさまざまなメリットがあります。
アーモンドがほかのおつまみより良いと人気が高い理由を、以下いくつか紹介します。
肝機能の低下を防ぐことができる
アーモンドを一緒に食べることで、お酒による肝機能の低下を防ぐことができます。
なぜなら、アーモンドに含まれているビタミンEには肝機能の働きを助けてくれる効果があるからです。
ビタミンEをしっかり摂っておくことで、二日酔いや脂肪肝になりづらい体になります。
また、ビタミンEは、ナッツ類(ピーナッツ、ヘーゼルナッツなど)や緑色野菜(ほうれん草、ブロッコリーなど)にも含まれていますが、アーモンドはこれらの食品よりも圧倒的にビタミンEが豊富です。
アーモンド | 29.6 mg |
---|---|
ヘーゼルナッツ | 22.6 mg |
ピーナッツ | 10.5 mg |
ブロッコリー | 3.2 mg |
ほうれん草 | 3.1 mg |
※100gあたりの含有量
ビタミンEを多く含んでいて、なおかつお酒のおつまみとして手軽に食べられる食材となると、やはりアーモンドが一番お酒との相性が良いと言えるでしょう。
関連記事:アーモンドは優れた栄養食品!成分ごとに期待できる健康効果とは?
参考URL:https://food-drink.pintoru.com/nuts/nutrition-of-nuts/
空腹での飲酒を防ぐことができる
空腹でお酒を飲んでしまうとアルコールを吸収しやすく(酔っ払いやすく)なるため、何か食べてから飲むことが重要です。アルコールは胃で2~3割、腸で7~8割吸収されます。
胃が空っぽの状態でアルコールを飲むと、そのまま腸に流れていき一気に吸収されてしまいます。アルコールが腸に流れていくスピードを緩やかにするために、お酒を飲む時は胃に何か入れてからがおすすめです。
例えば、バーでナッツが出されたり、居酒屋でお通しがだされたりしますが、これは空腹での飲酒を防ぐ役割を果たしています。
また、体は最初に入ってきたものを一気に吸収します。そのため、胃が空っぽの状態でお酒を飲んでしまうとお酒の糖質を一気に吸収し、血糖値の急激な上昇に繋がります。
これを防ぐためには、アーモンドにも豊富に含まれている『食物繊維』を、お酒を飲む前に摂ることが大切です。
食物繊維は消化吸収をゆるやかにしてくれる働きがあるため、まず食物繊維を摂ることで糖質や脂質の吸収を抑えることができます。献立の中で野菜を最初に食べるといい、と言われているのはこのためです。飲酒前にアーモンドを食べることで、血糖値の上昇を緩やかにでき、ダイエットにも繋がります。
不足しがちな栄養を摂取できる
アーモンドを食べることで、普段の食事では摂りづらい亜鉛を摂ることができます。亜鉛は人間にとってかかせない栄養素で、不足すると味覚障害や免疫力の低下に繋がります。
普通の食生活をしていれば、体調不良を引き起こすほどの亜鉛不足に陥ることは少ないですが、アルコールを飲むことで体内の亜鉛が一気に減ってしまいます。これは、亜鉛がアルコールの分解に使用され、さらにアルコールに作用によって尿中へ排泄されるためです。
よって、アルコールによって不足してしまう亜鉛を多く含んでいるアーモンドは、お酒のつまみとして適していると言えるでしょう。
アーモンドは最強のおつまみかも
アーモンドは、「ビタミンE」「食物繊維」「亜鉛」の視点で考えると、最強のおつまみと言えるかもしれません。
以下、アーモンド100gあたりのそれぞれの栄養素の含有量をまとめました。
ナッツの種類 | ビタミンE | 食物繊維 | 亜鉛 |
---|---|---|---|
くるみ | 3.6mg | 7500mg | 2.6mg |
ピスタチオ | 4.0mg | 9200mg | 2.5mg |
アーモンド | 31.2mg | 10400mg | 4.0mg |
マカデミアナッツ | ほぼ含まれていません | 6000mg | 0.7mg |
ピーナッツ | 11.4mg | 7000mg | 2.3mg |
参考URL:http://www.bdalmonds.com/about/elementary/nutritional/
参考URL:https://food-drink.pintoru.com/nuts/about-pistachio/
参考URL:https://calorie.slism.jp/105014/
参考URL:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=05_05031_6
参考URL:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=05_05035_6
アーモンドには亜鉛に加え、体の老化を防ぐと言われるビタミンEや不足しがちな食物繊維が他のナッツ類よりも多く含まれていることがわかります。
アーモンドをお酒のおつまみとして摂取する際の注意点
アーモンドはお酒のつまみに適していますが、食べすぎてしまうと体に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
アーモンドにはさまざまな栄養素が含まれていて体に良く、ダイエット食品として注目されることもありますが、脂質が多く、少しだけですがカロリーが高めになっています。
そのため、アーモンドを食べすぎてしまうと、脂質の摂りすぎになってしまい、以下のような病気を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
- 高脂血症
- 高血圧
- 糖尿病
- 痛風
- 脂肪肝
しかし、これはあくまで食べすぎてしまった場合の話で、適量であれば毎日食べても問題ありません。1日25粒以内を目安に食べることで体を健康に保つことができます。
お酒のおつまみにぴったりなアーモンド3選
ここまでお酒とアーモンドの相性について紹介してきました。
続いては、実際におつまみとして人気の高いアーモンド商品を紹介します。
好みに合わせて、お気に入りのアーモンドおつまみを選んでみてください。
なお、アーモンドを使用したおつまみレシピについては下記関連記事で紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:アーモンドレシピ10選!メイン料理・おつまみ・スイーツなどメニュー別に紹介
油で揚げないハイクオリティアーモンド/arima
アメリカ産のアーモンドを国内工場で焙煎して作られています。
赤穂の焼塩で味付けされていて、そのまま食べても美味しく、お酒にもぴったりです。
油で揚げずに作られていてヘルシーなため、体型を気にしている方にもおすすめのアーモンドです。
殻付きアーモンド/arima
アーモンドを殻ごと焙煎し、そのまま梱包した商品です。
殻付きで焙煎されており、より香ばしい香りが楽しめます。
殻を剥かずにそのまま梱包されているため、賞味期限が長く、長い間保存しておけることも特徴です。
木桶醤油仕込みミックスナッツ/arima
醤油でしっかり味付けされたミックスナッツです。
この商品は上記2つの商品と違い、しっかりと濃い味付けがされているところが特徴です。
味の濃いおつまみが好きな方に人気があります。
また、この商品で使われている醤油『木桶醤油』は、市販の醤油と違い、添加物を使わずに自然発酵でつくられた醤油であるため、安心して食べることができますね。
番外編:アーモンドの香りのリキュール『アマレット』
おつまみとしてのアーモンド以外に、お酒自体にアーモンドの香りがする商品も存在します。
それが、一般的に杏仁を使用して作られた『アマレット』というリキュールです。
アマレットは、アーモンドやココナッツのような香りがする点が特徴のお酒です。
杏仁豆腐と同じ原材料である杏の種子『杏仁』が使われているため、度数は28度程と高めであるものの、甘くて飲みやすいお酒になっています。
お酒として飲むだけでなく、パンナコッタやティラミスなどのお菓子に使われるなど、幅広い使い方ができると人気のお酒です。
ソーダや牛乳で割れば飲みやすく、ウイスキーやウォッカと合わせれば本格的なカクテルとして飲むことができるなど、飲み方も幅広いため、是非一度試してみてください。
まとめ
お酒とアーモンドの関係について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
お酒のおつまみとしてアーモンドを食べることで、
- 肝機能を助けてくれる
- 糖質や脂質の吸収を抑えてくれる
- 血糖値の上昇を緩やかにしてくれる
- アルコールによって不足してしまう栄養を摂取できる
- ダイエット効果も期待できる
など、いいこと尽くしですが、食べすぎは禁物です。
1日25粒以内を目安に、いつものおつまみをアーモンドに変えて、健康なお酒ライフを楽しみましょう。ぜひお気に入りのアーモンドおつまみを見つけてくださいね。