カシューナッツでダイエット!?カロリー・糖質やダイエット方法は?

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カシューナッツでダイエット!?カロリー・糖質やダイエット方法は?

カシューナッツは、便通を改善する「食物繊維」や、脂肪燃焼をサポートする「葉酸」、新陳代謝を活発にする「亜鉛」など、たった1粒に豊富な栄養素がぎっしり詰まったスーパーフードです。アンチエイジングや整腸作用はもちろん、新陳代謝を上げて体重を落とすことができ、ダイエットにもぴったり。今回は、カシューナッツで減量が期待できる理由と効果的な食べ方を紹介します。

「カシューナッツダイエット」とは?

「カシューナッツダイエット」とは、1日に約10粒のカシューナッツを食べるだけの減量方法です。カシューナッツは、糖の分解を助ける「パントテン酸」や「ビタミンB1」、コレステロール値の上昇をおさえる「不飽和脂肪酸」など、ダイエットに役立つ栄養素を豊富に含んでいます。食事制限をするような無理なダイエットではなく、気軽に続けられるのでぜひ試してみてください。

 カシューナッツのカロリーや糖質

大きさや種類にもよりますが、カシューナッツ1粒あたりのカロリーは約7〜9kcalです。1日の目安量となっている10粒食べた場合は約100kcalとなり、身近な食べ物だとご飯1/3杯、食パン2/3枚、カップラーメン1/3杯に匹敵します。「カシューナッツは高カロリー」といわれており、アーモンドやピスタチオといったナッツと比べるとやや高めです。

【カシューナッツとその他のナッツ類カロリー比較】
種類1粒あたり10粒あたりご飯何杯分
カシューナッツ約9kcal約100kcal約1/3杯
アーモンド6kcal約60kcal約1/4杯弱
ピスタチオ3kcal約30kcalひと口分
くるみ27kcal約270kcal約1杯強
マカダミアナッツ14kcal約140kcal約1/2杯弱

 【参考】カシューナッツのカロリー - 簡単!栄養andカロリー計算
【参考】ご飯1杯のカロリー - cookpad

また、カシューナッツの糖質は10粒あたり約27gとなっています。アーモンドの糖質が1.97g、ピスタチオでは11.7gとなっており、ほかのナッツ類と比べてみるとカシューナッツの糖質はやや高めといえます。摂取カロリーや体重によっても異なりますが、1回に摂る糖質量は約20〜40gが目安です。朝昼晩3食をトータルして1日の糖質摂取量が120gを超えないよう、カシューナッツの食べ過ぎには注意しましょう。

 

【ナッツ類の糖質量比較】
種類10粒あたりの糖質
カシューナッツ約27g
アーモンド約1.97g
ピスタチオ約11.7g
くるみ約0.42g
マカダミアナッツ約0.6g

【参考】カシューナッツのカロリーと糖質は?|良好倶楽部
【参考】100キロカロリーの食事量のめやす- 堺市
【参考】WHAT DOES 100 CALORIES LOOK LIKE?
【参考】アーモンド - カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism
【参考】ピスタチオの効果・効能とは?美容や健康効果を最大化する食べ方も紹介!
【参考】ロカボとは | ロカボオフィシャルサイト

関連記事:カシューナッツは高カロリー?糖質は?太らない食べ方や他のナッツ・間食との比較を解説

カロリーや糖質が高めであるものの、ダイエット効果があると言われている理由は含まれている栄養素にあります。次項でその理由を確認していきましょう。 

カシューナッツがダイエットに効果アリな理由

カシューナッツに含まれる食物繊維やビタミンB1、葉酸、オレイン酸といった豊富な栄養素には、新陳代謝を促して脂肪の燃焼をサポートする働きがあります。
100gあたりの糖質が27gと高めではあるものの、カシューナッツを食べることでダイエット効果が見込めます。ここでは、ダイエットに効果的な理由を説明します。

食欲を抑えられる

カシューナッツには、腸のぜん動運動を活発にする「不溶性食物繊維」と、粘着性が高くゆっくり時間をかけて腸内を移動する「水溶性食物繊維」といった2種類の食物繊維が含まれています。特に「不溶性食物繊維」は水に溶けにくく、水分を吸収して胃の中で膨らむのが特徴です。腹持ちが良く満腹感を得られ、食欲をおさえることができ食べ過ぎ防止につながります。

さらに、「水溶性食物繊維」は、血糖値の上昇スピードをおさえて痩せやすい体づくりをサポートします。2種類の食物繊維をバランス良く摂れる、かつよく噛むことで満腹感を得られるカシューナッツは、ダイエットにぴったりです。

【参考】水溶性食物繊維 不溶性食物繊維
【参考】食物繊維ってなんでしょう ~血糖値を上げない食べ方~

 

新陳代謝がアップする

カシューナッツに含まれる「ビタミンB1」は、糖質をエネルギーに変換する働きに優れた重要な栄養素です。体の中に取り込まれた糖質を燃やして脂肪を燃焼することで、新陳代謝がアップします。古くなった細胞を活性化させて体内に溜まった不要物を排出する働きを持つ、生命維持に欠かせないエネルギーです。代謝を上げることによって体質が改善し、痩せやすい体づくりにつながります。年齢を重ねると乱れる肌の代謝リズムも正常になり、シミやくすみ、吹き出物といった肌トラブル改善にも効果が見込めます。

【参考】ビタミンB群で菌活 | きのこらぼ|きのこで菌活 - ホクト

食事制限の必要がない

カシューナッツがダイエットにオススメの食材とされる最大の理由は、無理な食事制限が必要ないことです。カシューナッツダイエットの場合、1日に約10粒食べるだけなので、置き換えダイエットのように食べたいものを我慢するストレスがありません。楽しく続けられることも、ダイエットを成功させる近道のひとつです。外食が続いたときはお粥やサラダにしたり、夕ご飯の量を減らしたり、メリハリをつけながらダイエットを行いましょう。

カシューナッツダイエットの方法

カシューナッツのカロリーは、1粒あたり約7〜9kal、10粒で約100kcalと高カロリーな食べ物です。栄養豊富なカシューナッツを食べて減量を目指すのであれば、食べるタイミングや種類が重要となります。ここでは、カシューナッツダイエットを成功させるポイントを見ていきましょう。

食前に2〜3粒程をよく噛んで食べる

カシューナッツは、朝昼晩、食事の前に2〜3粒を目安に食べましょう。カシューナッツに含まれる「水溶性食物繊維」と「オレイン酸」には、血糖値の上昇を抑える働きがあります。ご飯を食べると、体内に脂肪を貯め込むホルモン「インスリン」の分泌量が増加します。インスリンには、体内に脂肪をため込む性質があり、血糖値が上がると太りやすくなる可能性があります。そのため、カシューナッツを食べてから食事を摂りましょう。

また、カシューナッツを20〜30回よく噛んで食べることも痩せやすくするポイントのひとつです。咀嚼回数が増えると脳の満腹中枢が刺激され、1度に食べる食事量が少なくなり減量につながります。食べ過ぎ防止はもちろん、噛むことでフェイスラインがすっきりし小顔効果も得られるため、一石二鳥です。

【参考】「噛む」|食養相談室 健康コラム|日本クリニック株式会社

 

無塩タイプのカシューナッツ選ぶ

カシューナッツは、塩味が強くないもの(うすしお味など)や無塩ローストタイプがベストです。塩味が強いものは、塩分の摂りすぎによって手足や顔が浮腫む原因となります。体内に増えた塩分を薄めようとして水分量が増えるため、慢性的なむくみ太りにつながります。日本人は世界的に見ても塩分摂取量が多いです。

世界保健機構では、塩分摂取量の目安を1日5g未満としています。健康を維持しながらダイエットを成功させるためにも、塩分はできるだけ避けましょう。

カシューナッツを食べ過ぎると・・・

カシューナッツは、高脂質且つ高カロリーな食べ物です。脂質の吸収率は個人差があるものの、食べすぎると肥満の原因となります。また、便の通りを良くして便秘を改善する食物繊維の摂り過ぎで、お腹がゆるくなることもあります。舌触りが滑らかな食感と香ばしい風味がクセになり、ついつい食べ過ぎてしまいますが、1日10粒が目安であることを忘れないようにましょう。

カシューナッツのダイエット以外に期待できる効果

ダイエット効果以外にも貧血防止やストレス緩和など、カシューナッツにはさまざまな効果が期待できます。詳しい効果については、下記の記事で詳しく紹介しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

関連記事:カシューナッツの効果とは?毎日食べるだけで美肌・ダイエット効果があるって本当?

まとめ

今回は、カシューナッツがダイエットに最適な理由と、効果を高めるオススメの食べ方などをまとめて紹介しました。カシューナッツは、1日に10粒食べるだけで、無理な食事制限がなく減量を目指せる食材です。おいしく食べながら体の内側からきれいにして、美肌や健康的な体づくりを目指しましょう。


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