くるみの調理レシピ8選!サラダ・おやつ・おつまみなどメニュー別の作り方まとめ
くるみは、ナッツ類の中でもオメガ3脂肪酸が多く含まれたナッツです。オメガ3脂肪酸には悪玉コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があり、生活習慣病の予防に役立ちます。他にも食物繊維やメラトニン、ビタミン、ミネラルなど、体に良い成分がぎゅっと詰まった食材です。
低糖質なので、ダイエット中のスナックにもぴったり!今回はそんなくるみを使ったレシピを、メイン料理、サラダ、おつまみなどのメニュー別にご紹介します。
くるみレシピ①メイン料理編
そのまま食べたりお菓子に使ったりするイメージが強いかもしれませんが、素朴で癖のない味わいのくるみはメイン料理にも活用できます。まずは、くるみを使ったメイン料理のレシピをご紹介します。
鶏肉とくるみの味噌ダレ炒め
甘い味噌ダレは子どもも大好きな味付けで、くるみとの相性もバツグン。鶏肉と合わせることで、ごはんが進むボリューミーなメイン料理になります。
【材料】
- 鶏肉 1枚
- くるみ(素焼き) 60g
- にんにく ひとかけら
- しょうが ひとかけら
- 味噌 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1
【作り方】
- 鶏肉は皮を除いて一口大にカットし、くるみは粗く刻みます。にんにくとしょうがはみじん切りにします。
- 味噌、みりん、料理酒、醤油、にんにく、しょうがを器に入れて混ぜておきます。
- 温めたフライパンに分量外の油をひき、鶏肉を中火で焼きます。
- 鶏肉にしっかり火が通ったら、くるみを加えて軽く炒めます。
- 火を弱めて2の調味料を加えたら、全体に絡ませるように炒めます。
- 器に盛って完成です。
くるみレシピ②おかず編
食卓を見て「なにか物足りないな…」なんてことありますよね。そんなときもくるみがあれば、ササッと一品作れます。ここでは、くるみを使ったおかずのレシピを3つご紹介します。
小女子(イカナゴ)とくるみの佃煮
小女子とくるみを甘辛く煮た佃煮は、どこか懐かしいほっとする味。市販のものは意外と高かったり量が少なかったりしますが、自宅で作ればリーズナブルなので好きなだけ堪能できます。冷蔵庫で4~5日は保存可能です。お弁当のおかずにもぴったりなので、作り置きもおすすめですよ。
【材料】
- 小女子(釜揚げ)100g
- くるみ(素焼き)90g
- 料理酒大さじ2
- 醤油大さじ4
- 砂糖大さじ5
- みりん大さじ4
- 白いりごま大さじ4
【作り方】
- 鍋にお湯を沸かして、小女子を入れて塩抜きします。ひと煮立ちしたらざるにあげ、水気を切っておきます。
- フライパンに分量外の油をひき、小女子とくるみを入れて中火で炒めます。
- 料理酒、醤油、砂糖、みりんを加え、ときどきかき混ぜながら中火で炒めます。
- 全体的に水分が飛んだら、白いりごまを加えます。
- バットに素早く広げて、粗熱が冷めたら完成です。
ほうれん草のくるみ和え
ほうれん草といえばおひたしや胡麻和えなどが定番ですよね。くるみを加えると、ほのかな甘味と食感でほうれん草の美味しさをさらに引き立たせてくれます。
【材料】
- ほうれん草250g
- くるみ(素焼き)50g
- 醤油大さじ1
- みりん大さじ1
- 砂糖少々
- 塩少々
【作り方】
- 分量外の塩を少々加えて鍋にお湯を沸騰させ、ほうれん草をさっと下茹でします。氷水にとってさらしたら水気を絞って、約5cmの長さにカットします。
- くるみはめん棒などで叩いて砕き、すり鉢に入れて粒が少し残るくらいまですります。
- くるみと醤油、みりん、砂糖、塩を混ぜます。
- ほうれん草の水気をよく絞って、3の調味料と和えます。
- 器に盛ったら完成です。
くるみ味噌
くるみと味噌、調味料を合わせるだけで簡単にできるくるみ味噌。冷蔵庫に常備しておけば、五平餅、おにぎりの具材、和え物や炒め物などさまざまな料理にアレンジできます。
【材料】
- くるみ(素焼き)90g
- 味噌120g
- 砂糖60g
- みりん大さじ4
【作り方】
- くるみはめん棒などで叩いて砕きます。
- フライパンに味噌、砂糖、みりんを入れて、中火で加熱します。焦げないように、へらで底からかき混ぜ続けます。
- フツフツしてきたら火を弱めて、くるみを加えてよく混ぜます。水分がなくなってきたら火を止めて、容器に移します。
- 粗熱が冷めたら完成です。
くるみレシピ③おやつ・スイーツ編
くるみを使ったおやつは、素朴な甘さで毎日食べたくなる美味しさです。糖質が低いので、ダイエット中でも罪悪感なく食べられますよ。
カリカリくるみきなこ
カリカリの食感ときなこの優しい甘みを楽しめるおやつです。1個食べるとつい止まらなくなる美味しさ。ふつうの白い砂糖で作るのも美味しいけれど、黒砂糖やきび砂糖でアレンジすると、コクが出て和菓子のような味わいになります。
【材料】
- 砂糖30g
- 水40ml
- 塩ひとつまみ
- くるみ(素焼き)90g
- きなこ20g
【作り方】
- フライパンに砂糖と水、塩を入れて、中火で加熱します。混ぜると結晶化して白くなってしまうので、なるべく触らないようにしましょう。焦げないように、たまにフライパンを揺すります。
- 大きな泡がフツフツと沸いてとろみがついたら、くるみを入れて木べらで混ぜます。
- 全体によく絡んだら、火を止めてボウルに移します。
- きなこをまぶして、粗熱が冷めたら完成です。
くるみのスノーボール
バターの風味豊かで、ホロホロ崩れるような食感のスノーボール。くるみを加えると良いアクセントになり、リッチな味わいになります。プレゼントにもぴったりな焼き菓子です。
【材料】
- バター65g
- くるみ(素焼き)50g
- 粉砂糖40g
- 薄力粉100g
- アーモンドプードル40g
- 粉砂糖(仕上げ用)50g
【作り方】
- バターはあらかじめ室温に戻して柔らかくします。くるみは粗く刻んでおきます。オーブンを170度に予熱しておきます。
- ボウルにバターを入れて、木べらで練ってクリーム状にします。
- 粉砂糖を加えて、空気を含ませるようにして白っぽくなるまで混ぜます。
- 薄力粉とアーモンドプードルを合わせてふるい、3に加えます。練らないように、さっくりと木べらで混ぜます。
- くるみを加えて混ぜます。
- 生地を直径2cmくらいの大きさに丸めて、クッキングシートをしいた天板に乗せていきます。
- 170度に余熱したオーブンで約15分焼きます。
- 粗熱が冷めたら、仕上げ用の粉砂糖をまぶして完成です。
くるみレシピ④おつまみ編
そのまま食べても良いおつまみになるくるみですが、少し手を加えるだけでワンランク上のおつまみに変身!くるみさえ家に用意しておけばささっと気軽に作れて、どんどんお酒が進みます。
くるみのスパイシーカレー風味
ピリッと辛口でビールが進む、スパイシーカレー風味のくるみです。宅飲みのお供に、多めに作って常備しておくことをおすすめします。
【材料】
- 醤油大さじ1
- 酒大さじ1
- 砂糖小さじ2
- くるみ(素焼き)90g
- カレー粉大さじ1
- チリパウダーお好みで
【作り方】
- フライパンに醤油、酒、砂糖を入れて、中火にかけます。
- フツフツと沸いてきたらくるみを加えて、全体に絡むようによく混ぜます。
- 水分がなくなってきたら、クッキングシートをしいたバットに入れて、熱いうちにくるみをバラバラにします。
- 完全に冷めたら、カレー粉とチリパウダーをまぶして完成です。
くるみとチーズのポテトサラダ
くるみを入れることで、小洒落た居酒屋で出てきそうな本格的なポテトサラダが完成します。簡単なのに手が込んでいるように見えるので、パーティーのオードブルにもおすすめです。
【材料】
- じゃがいも3個
- 玉ねぎ1/2個
- クリームチーズ60g
- くるみ(生)90g
- フライドガーリック適量
- マヨネーズ大さじ2~3
- 塩コショウ適量
【作り方】
- じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、一口大にカットします。玉ねぎは薄くスライスして、水にさらしておきます。
- クリームチーズは細かくカットします。くるみは粗く刻みます。
- 鍋にじゃがいもと分量外の塩を少々、ひたひたの水を入れて、中火にかけます。沸騰したら火を弱めて、さらに加熱します。
- じゃがいもに竹串を刺してスーッと通るようになったら火を止めて、ボウルに移します。
- フォークやめん棒などでつぶします。
- 粗熱が冷めたら、玉ねぎ、クリームチーズ、くるみ、砕いたフライドガーリックを入れて混ぜ合わせます。
- マヨネーズと塩コショウで味を整えたら完成です。
料理に使うなら!おすすめくるみ商品2選
スーパーにくるみを買いに行くとさまざまな商品が並んでいるので、「料理に使うならどれが良いのか分からない」という方もいますよね。そこで最後に、料理におすすめのくるみ商品を2つご紹介します。
無塩・素焼きくるみ
どんな料理にもアレンジしやすい無塩・素焼きくるみなら、arimaの「食塩無添加カリフォルニアくるみ」がおすすめです。素焼きしてあるので食感が良く、料理に加えるとアクセントになります。賞味期限は180日なので、買い置きしておけばいつでも料理に使えます。
生くるみ
ローストしたものよりも柔らかく、くるみ本来の味を楽しめる生くるみ。くるみの品種には渋みが強いものも多いですが、arimaの生くるみは「チャンドラー種」をメインに使用しており、日本人好みのマイルドな味が特徴です。そのまま食べても、サラダやスイーツにアレンジしても美味しく食べられます。
健康に良いくるみを食生活に取り入れよう!
今回は、くるみを使ったレシピを、メイン料理、サラダ、おつまみなどのメニュー別にご紹介しました。くるみは、健康に良い栄養素の宝庫です。おつまみとしてそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にアレンジして普段の食生活に取り入れましょう。