アーモンドアレルギーの症状は?対処法や注意点を解説

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栄養豊富で、香ばしい香りのアーモンド。アーモンドは、間食として愛されているだけでなく、お菓子のトッピングなどにもよく使われている食品です。しかし、アレルギー症状が重い方は、アナフィラキシーショックなどの症状を起こす可能性があるため、注意が必要です。 今回は、食物アレルギーの原因食物やアーモンドアレルギーの症状、対処法について解説します。

食物アレルギーの原因食物

食物アレルギーを起こす原因であるアレルゲンを含む食品の中でも、特に卵・牛乳・小麦のアレルギーを持つ方の割合が高いです。 これらの三大アレルゲンの他にも、バナナ・キウイなどの果物、大豆、ピーナッツ、そば、えび、かに、やまいもなどさまざまな食物アレルギーが存在します。   アレルギーの原因となる食品は年齢や体質によってさまざまで、アレルギー症状も人によって異なります。また、食物アレルギーは年齢と共に変化する場合もあります。   食物アレルギーの中でも重い症状を引き起こしやすい食材や症例数が多い食材は「特定原材料」に定められています。これらは、省令で加工食品や添加物への表示が義務付けられています。
加工食品や添加物への表示が義務づけられている食品
特定原材料(7品目)
小麦
そば
落花生 (ピーナッツ)
えび
かに
加工食品や添加物への表示が推奨されている食品
特定原材料に準ずる食品(21品目) 大豆
くるみ
カシューナッツ
牛肉
鶏肉
豚肉
さけ
さば
あわび
いか
いくら
キウイ
りんご
バナナ
ゼラチン
ごま
まつたけ
やまいも
アーモンド
参考URL:[食品表示法等(法令及び一元化情報) 別添 アレルゲンを含む食品に関する表示 - 消費者庁]( https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/food_labeling_act_190919_0010.pdf)

アーモンドは「ツリーナッツ類」に分類される

食物アレルギーの中でも、アーモンドはアレルゲン「ツリーナッツ(木の実)類」に分類されます。「ツリーナッツ」は単に「ナッツ」と呼ばれることも多いです。 ツリーナッツは、アレルギーを引き起こす人の割合が全アレルゲンの5%以下と、比較的少ない食品。主に以下のナッツが原因で起こるアレルギーは「(ツリー)ナッツアレルギー」と分類されています。
  • アーモンド
  • クルミ
  • カシューナッツ
  • ブラジルナッツ
  • ヘーゼルナッツ
  • ピスタチオ
  • ペーカンナッツ
なお、アレルギー特定原材料の「落花生=ピーナッツ」は豆類なので、ツリーナッツ類には分類されません。   消費者庁2019年9月19日付け通知により、アーモンドは特定原材料に準ずるものとする旨が公示されました。背景にはアーモンド需要の増加によるアレルギー発症例の増加があります。 特定原材料に準ずるものは表示の義務がなく推奨であるため、食品に表示されていない場合でも、アーモンドが含まれている場合があります。 アーモンドアレルギーを持つ方は、口にする食品を選ぶ際、気をつけてください。   またアーモンドアレルギーの場合、アレルギーを引き起こすアーモンド以外のナッツは摂取することができるケースもあります。 ただし、その他のナッツと一緒の袋に入ったミックスナッツなどは、アレルギー症状を招く恐れがあるため避けましょう。

アーモンドアレルギーとは?

アーモンドアレルギーとは、体がアーモンドに含まれているタンパク質を有害な異物であると認識することが原因で発症する食物アレルギーの一種です。 異物と認識したものに対し、身体を守ろうとして以下のような症状が引き起こされます。
  • じんましん
  • くちびるの腫れ
  • 口腔内の違和感
  • しびれ
  • めまい
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 顔面蒼白
  • 呼吸困難 など
これらの症状は摂取直後から発生することが多いです。 重篤な場合、アナフィラキシーショックを引き起こすことも。アナフィラキシーショックが起きると、喉が腫れることによって急な血圧低下や呼吸困難に陥り、最悪の場合は命の危機に瀕することもあります。

アーモンドアレルギーの対処法

アーモンドアレルギーをはじめとする各食物アレルギーは、アレルゲン物質が体内に入ることでアレルギー症状が引き起こされます。少量だとしても、命の危機に瀕することもあるのです。そのため、症状を引き起こす食材を体に取り入れないことが唯一の対処法です。   また、頻繁に症状が出る場合は、一度医療機関にかかりアレルギーの反応を抑える薬の処方などをしてもらい、可能な限り症状を最小限にとどめる方法を取る必要があります。 万が一、間違えてアーモンドを口にしてしまった場合は、アレルギー症状がひどくなる前に医療機関にかかり、早急な診察・治療を行ってください。   アナフィラキシーショックが起きる方に関しては、アドレナリンまたはエピネフリンの入ったペン型注射器を持ち歩くことが望ましいです。

アーモンドアレルギーで注意すべきこと

アーモンドアレルギーで一番に注意すべきことは、たとえ少量であろうと摂取しないことです。人によって症状の現れ方はさまざまですが、体調や年齢などによっては重篤な状態に陥る恐れもあります。 ここでは、アーモンドアレルギーの方やその周囲の方が注意すべきことを解説します。

食品に表示されていない可能性がある

アーモンドアレルギーは食品への表示義務がないため、含まれていたとしても表記がされていないケースがあり、誤って摂取してしまうことがあります。 表記がなくとも、アーモンドが含まれているのか不安な場合は、発売元や製造者に問い合わせ確認することをおすすめします。   人によっては、アナフィラキシーショックなど重篤な症状が見られる恐れもあるため注意してください。

外見だけで判断しない

さまざまなお菓子や料理に使われるアーモンド。アーモンドアレルギーは、アーモンドの実自体の摂取にだけ注意すればいいものではありません。アーモンドミルク、アーモンドペーストやアーモンドプードルなど、一見するとアーモンドと判断しにくいものでも、アーモンドアレルギー症状を引き起こす原因となります。   製品の外見だけでは判断しきれないものも多く存在するため、不安な場合は必ず原材料の確認を行いましょう。   レストランなどで外食をする場合や、お惣菜など作られた品にアレルゲンの記載がない場合であっても、少しでも不安があるならアーモンドが食材に含まれているか問い合わせると安心です。

食べる以外にも気を付ける

アーモンドを口に入れてしまうことでアレルギー症状が出る場合が多いですが、アーモンドプードルなどの粉末を吸い込むだけでもアレルギーが発生してしまう場合があります。 他にも、知らず知らずのうちにアーモンドに触れてしまっていた場合、最終的に口に入り、アレルギー症状が出てしまうケースも。 体調が優れない時は特に、症状が出やすい状態になっているため注意しましょう。

アレルギー患者にアーモンドを近づけない

人によってアレルギー症状の度合いは異なりますが、ごく少量の摂取や、アーモンドパウダーなどを少し吸いこんでしまっただけでも、アレルギー症状を発症してしまうことがあります。 特に、アーモンドアレルギーが疑われる小さな子供がいるご家庭の場合は、誤って口に入れてしまわないために、アーモンドが含まれる食品を持ち込まないようにしましょう。 また、重篤なアレルギー症状起こさないためにも、アレルギー症状が疑われる場合は周囲にアーモンドアレルギーの疑いがあることを申告しておくといいでしょう。

まとめ

2019年9月付けで『特定原材料に準ずるもの』として定められたアーモンド。 残念ながら、特定原材料に準ずるものは表示の義務がなく推奨であるため、知らずに摂取してしまうことで重篤な症状を招くケースもあります。   そういったことにならないように、アーモンドアレルギーの可能性がある場合は、アーモンドが製品に入っているかを①裏面表示のチェック、②(不明な場合は)メーカーへの問い合わせ等して、必ず確認するようにしましょう。   当メディアを運営している有馬芳香堂は、各商品の裏面および公式オンラインショップにて、特定原材料に準ずるものを含め、原材料を明記しております。 アレルギーに配慮していただきながら、豆菓子やドライフルーツを楽しんでください。

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