工房に一歩入ると、加工ラインに乗せられて
次々と流れてくる豆たち。その側では、
熟練したスタッフが厳しく目を光らせています。

豆菓子はつくり方がシンプルなぶん、ごまかしがきかない。
品質管理や製造工程でどれだけ手間をかけられるかが、
大きくできばえを左右します。

私たちのこだわりのひとつが、3段階の品質チェック体制です。
契約農家から届いた素材は、まず焙煎時に選別ラインに乗せられます。
2名のスタッフがそのラインを挟んで立ち、
色や形の悪い豆をひと粒ひと粒、丁寧に除去。

焙煎後は、選別スタッフ3名が一列に並び、
欠損した豆や焙煎前に見逃した不良品を徹底的に取り除いています。
さらに包装段階で、アリマの味を熟知した3名のスタッフが味覚をチェック。
すべての段階で記録管理するのはもちろん、機械のみに頼らず、
人の目と手と口で細やかに確認しています。
※酸価･過酸化物価などの検査につきましては、第三者機関（食品環境検査協会など）に委託しています。

高い品質を保つために手間をかけることをいとわず、当たり前のこととして行ない続ける。
従来の豆菓子づくりの方法や環境が本当に最適なのかスタッフ全員で考え、
より良くできる場所は、積極的に改善していく。
私たちはこれからも品質に対するこだわりを忘れることなく、次の100年を歩んでいきます。